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防災グッズ一覧リスト~防災備蓄の基本~

大地震発生時には電気・水道・ガスなどのライフラインが一瞬で寸断され、私たちの生活は一変します。ライフラインが一切ない中、自宅で生活するにはどのような備蓄が必要なのでしょうか。お金をかけず、保管場所もとらない、ママ目線・主婦目線の『防災備蓄の基本』をご紹介します。

ライフライン復旧には時間がかかる!

大地震や大規模な災害の発生直後は人命救助が優先的に行われるため、本格的に救援物資が届けられるのは3日目(72時間)以降と言われています。必要なものを買いそろえたいと思っても、コンビニやスーパーなどのお店にはお客さんが殺到し、商品が手に入らない可能性も大いにあります。

大地震を経験した被災地では、電気やガス、水道などのライフラインが地震発生直後から寸断され、長期間、日常生活に大きな支障が出ました。2011年の東日本大震災、2016年の熊本地震では、各ライフラインの復旧までにかかった日数は次のようになっています。

東日本大震災
(2011年)
熊本地震
(2016年)
電気 3日後に約80%、
約3ヶ月後に復旧完了
約5日後に復旧完了
水道 1週間で約57%、
約6ヶ月半で復旧完了
1週間で約90%、
約3ヶ月半で復旧完了
ガス 約2ヶ月で復旧完了 15日間で復旧完了

これまでの大地震発生からライフライン復旧状況を見ていくと、電気が一番早く復旧する可能性が高く、次に水道、最後にガスという順番になりそうです。

    • 南海トラフ地震や首都直下地震でもライフラインはストップするの?

南海トラフ地震や首都直下地震でも、他の大地震発生時と同じようにライフラインが寸断される自体が発生することは頭に入れておくべきです。例えば、南海トラフ地震発生時には以下の被害想定が内閣府から出されています。

南海トラフ地震ライフライン被害想定(推計)
電気 2,710万件
(東海,近畿,四国では約9割が停電)

1週間後も88万軒
断水人口 3,440万人
1週間後は1,740万人
1ヶ月後でも460万人
下水道 3,210万人
1週間後 230万人
ガス 180万戸
1週間後 160万戸
1ヶ月後 50万戸

首都直下地震による東京都区部の被害想定では、停電・断水は約5割、下水道(水洗トイレの使用不可)は1割となっています。

南海トラフ地震・首都直下地震でも他の大地震の被災地と同じように、電気は消え、水道も使えず、トイレもできない。そんな事態になることが起こり得るのです。「都会だからライフラインの復旧は早いだろう」と思う方もいるかもしれませんが、各ライフラインの復旧までには、他の大地震と同じように数日から数ヶ月かかると見られてます。

ライフラインごとの必要な防災備蓄

各ライフラインに合わせた必要不可欠な備蓄品は以下のようになります。

電気

ライフラインの中で比較的早い復旧が望める電気は、キッチンコンロがガスというご家庭ではガスコンロの代わりになるIHクッキングヒーター(カセットガスコンロでも代用OK)や、それに対応した調理器具、すぐにお湯を沸かせる電気ポットがあると便利です。

飲料水の備えはもちろん必要ですが、断水の間は給水車から水をもらうために、給水タンク給水袋が必要となります。また、重たい水を一度に効率よく運ぶためには、運ぶためのグッズがあると便利です。

ガス

ガスの復旧には時間がかかるので、カセットコンロを使う場合はガスボンベの備蓄が必要です。お風呂の湯沸かしがガスというご家庭では、入浴ができない期間が長く続きます。衛生状態を保つためのボディーシートなど対策グッズが必要ですね。

では、具体的にどのような備蓄が必要かを見ていきましょう。

『防災備蓄』は何をどう備蓄すればいい?

    • 防災用品や備蓄って必要だとわかっていても、なかなかね…

『防災備蓄』と聞くと「難しそう」「場所をとりそう」「お金がかかりそう」と面倒くさいことのように思いがちですが、実はそれほど面倒なことではないんですよ!

防災備蓄は非常用じゃなくてもOK!

防災備蓄=数年間長期保存できる非常用のお水や食品と思いがちですが、必ずしも防災備蓄全てを非常食や防災食などの『非常用』として準備する必要はないんです

防災備蓄にかけるお金や保管場所に限りのあるわが家では、何年も長期保存できる非常用(食品・飲み水)のものは一切準備していません。非常用はお値段も高いですし、保管するための場所がけっこう必要になるからです。

確かに、防災用の備えとして買いそろえたほうが安心というものはありますが、食料品や生活用品などは、普段のお買い物を少しだけ多めに買う+スーパーで購入できる長期保存可能な食品でも立派な防災備蓄となります。

防災備蓄は3日分が基本だけど…

家庭の防災備蓄の基本は、救援物資が到着するまでの3日分だといいます。しかし、南海トラフ地震などの広い範囲で被害が起きる場合を想定し、家庭では1週間以上の備蓄が必要だとも言われています。

    • なんで1週間も?長すぎない??

これは被災経験のある方はわかると思いますが、災害時には基本お店は通常営業できません。地震の揺れでお店の建物が大丈夫だったとしても、停電・断水になればお店は開けられませんし、スーパーなども冷蔵機能がなくなるので食品の販売はしてくれません。コンビニも同様です。

また、道路が被害を受けたり渋滞やガソリンの不足などが起きれば品物は入荷しませんし、工場が被災すれば当然品物は入ってきません。

被災地で欲しいものが手に入る普段通りの生活になるまでには時間がかかります。

なので、1週間分の備蓄というのは全然オーバーなことではなく、普段通りの生活をするためには必要な備えなのかなと思います。

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防災備蓄のポイントは『最悪な状態』と『普段通り』

家庭における防災備蓄のポイント
  • 電気・水道・ガスなどのライフラインが一切使えない最悪の状態を想定すること
  • 救援物資が届かない数日間を『なるべく普段通り』自宅で生活するには何をどれくらい備蓄しておけばいいのかを想像すること

防災用の備蓄は普段から使っているもの(賞味期限・使用期限があるもの)と、災害時に必要なもので分けると簡単に管理できます。

ここからは東京都の防災備蓄の例をご紹介しますが、あくまでも一つの例ですので、サクッとご覧ください。

余談ですが、わが家の防災備蓄は…

参考までに。わが家の防災備蓄はこんな感じで、ゆる~く、らく~に備蓄しています。

防災グッズ一覧リスト~防災備蓄の基本~

東京都では3日から1週間の防災備蓄の例として、以下のように紹介しています。

これはあくまでも一つの例であり、それぞれの地域や環境、家庭構成などに合った防災グッズを備蓄するようにしてください。

夫婦と乳幼児、高齢女性1人の4人家族の例

*コンタクトレンズを使用、乳幼児はアレルギーあり、高齢者は耳が遠いケース
*おおよそ3日~1週間程度の目安量

普段から使ったり食べたりするもの(常にキープしておく分)

水・食品
    • 水 1人1日3L×人数分
    • 無洗米 5キロ
    • レトルトごはん 6個
    • 乾麺 1パック
    • 即席めん 3個
    • レトルト食品 9パック
    • 缶詰(主菜)サバの味噌煮など 各6缶
    • 缶詰(果物など) 1缶
    • チーズ、かまぼこなど 各1パック
    • 野菜ジュース 9本
    • 飲料(500ml) 6本
    • 健康飲料粉末 1袋
    • 菓子類 3個
    • 栄養補助食品 3箱
    • 調味料 各一式
日用品
    • 大型ビニール袋・ゴミ袋 各1パック(30枚)
    • ビニール袋 1袋
    • 救急箱 1箱
    • ラップ 1本
    • ティッシュペーパー 1パック(5個)
    • トイレットペーパー 1パック(12ロール)
    • ウエットティッシュ 1パック(除菌100枚)
    • 使い捨てコンタクトレンズ 1箱
    • 使い捨てカイロ 1袋(10個)
    • 点火棒 1個
    • 常備薬(市販薬)2~3種類 各1箱

女性

  • 生理用品 2パック(30個×2)

乳幼児

    • 粉ミルク (スティックタイプ10本×2)
    • 離乳食 1週間分以上
    • おしりふき 1パック
    • おむつ 1パック

高齢者

    • おかゆなど柔らかい食品・高齢者用食品 1週間分以上
    • 常備薬(処方薬) 1シート
    • 補聴器用電池 6個
    • 入れ歯洗浄剤 1箱(30錠)

災害時に必要なもの

災害時に必要なもの

    • カセットコンロ 1個
    • カセットボンベ 2セット(6本)
    • 携帯電話予備バッテリー 3個(個数分)
    • 簡易トイレ 1人1日5回分程度
    • 懐中電灯 2個
    • 乾電池 必要分
    • 充電式などのラジオ 1個
    • 使い捨て手袋 1箱(100枚)

【まとめ】

今回は『防災グッズ一覧リスト~防災備蓄の基本~』を見てきました。

どうしても『防災グッズ』『防災備蓄』と聞くと、「〇年保存できる〇〇」みたいな長期保存できるものを想像してしまいますが、実際のところ、そのような防災アイテムは一つ一つがけっこういいお値段しますよね。

一度買うと数年は買わなくていいですし、あると安心なのでしょうが、家族分そろえると場所はとるし、膨大な金額に!しかも、知らないうちに期限が切れていたなんてことも…。

面倒くさがりで、防災備蓄にお金や保管場所にも限りある私は、普段から使うものを少しだけ多めに買い、なくなったらその分買い足すことで、防災備蓄としています。

防災備蓄にはこれが正解!というものはありません。

赤ちゃんがいるご家庭、高齢の方と一緒に暮らしているご家庭。病気で食べられるものが制限されていたり、ペットのいるご家庭。それぞれの家族構成や環境によって、備えるべきものは変わってきます。

わが家で心がけているのは「なるべく普段通り」に生活できるような備えをすること。

家族の嫌いな食べ物を防災備蓄として備えていても、絶対食べてはくれないと思いますし、食べ慣れないものを備蓄しても、いざという時に口に合わずに食べられない可能性もありますよね。特に小さなお子さんがいらっしゃるご家庭ではそうかもしれません。

『防災グッズ』『防災備蓄』だからと言って、なんでもかんでもそろえればいいというのじゃなく、家族のことを一番にわかっているあなたの目線で「これがあったら喜ぶな」「これがあったら便利だな」というものを備蓄をしていくのが良いのではないでしょうか。

大地震などの大規模災害では、救援物資が届くまでの約3日間は確実に自分たちの力で生き延びなければなりません。南海トラフ地震などの広い範囲で被害が予想される巨大地震発生時には、*さらにそれ以上の期間が予想されます。(*1週間以上の備蓄が望ましいとされている)

あなたも、まずは『3日間プラスα』の備えをすることから一緒にはじめてみませんか?

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北海道住みで大地震経験者の主婦レイラです。2018年の北海道胆振東部地震も経験…続きはコチラ

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