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【災害体験談】熊本地震、高齢者介助しながら過ごした7日間

2016年4月に起きた熊本地震で高齢のご両親と被災された40代ケイコさんの災害体験談です。7日間にも及ぶ停電と断水。高齢者が災害時に遭遇する危険や介助のご苦労などをお話しいただきました。

私は2016年4月の「熊本地震」を熊本市内の実家で経験しました。地震発生時はたまたま熊本の実家に帰省していた時。高齢な両親と私の3人で、あの地震を乗り越えました。

私の実家のある場所では停電期間が約7日間。真っ暗な中、仏壇にあったロウソクに火を灯し、襲い続ける余震をなんとかしのぎました。もちろんあの揺れでしたから、ガスも水道も止まってしまい、ライフラインは全ストップ。かろうじて井戸水をポンプで汲み上げていたので、トイレやお風呂場の水は確保。なんとか飲み水以外は困らずに済みました。

普段あって当たり前の電気やガスや水道は、止まって初めて有難みに気がつくもの。電気もガスもない生活は本当に不便を感じました

一番大変だったのは、夜中の時間帯でしょうか。高齢の両親にとって真っ暗な中、懐中電灯の薄明かりで行くトイレは、足元がよく見えないためとても危険でしたし、両親だけではなく介助する私にとっても負担が大きいものでした。転んで骨を折ってしまったらどうしよう、つまづいてケガをさせてしまったらどうしよう。両親の安全を考え申し訳ない気持ちになりましたが、夜中の時間帯は大人用オムツを履いてもらい、なんとか明るくなるまでの時間帯をカバーしました。

地震後3日間は家にあった物を食べて、なんとか過ごしました。支援物資が届いたのは地震の3日後です。大地震や災害を経験されたことのない方はわからないかもしれませんが、支援物資というのは、災害発生後すぐに届くものではないんですね。食料も給水車も日用品も、道路や到着場所の安全が確保されて、仕分けする体制が整い、それから初めて物資が届き始めます。しかも、どの被災地や避難所にも均等に届くわけではなく、余るほどたくさん届く場所も有れば、まったく届かないところも。

今回わたしのところには地震から3日後に届きましたが、どこでもどんな災害でも必ず3日後に届くというものではないのだと思います。なので、支援物資が届くまでの間、必ず3日以上家族が生活できるだけの食料や水は用意しておくべきだと感じました。

また、懐中電灯やラジオは必須アイテムです。懐中電灯もラジオも電池で動くものも良いのですが、ライフラインが長い期間復旧しないと電池の在庫が気になってきます。その点我が家では、懐中電灯とラジオがセットになっている、手動でグルグル回しながら充電できるタイプのものが役立ちましたし、電池が切れないという面で安心でした。

熊本地震後の1週間は本当に不便な生活でしたので、いつも通り・普通に暮らせる日常生活の大切さを実感しました。

高齢者や介助が必要な方と一緒に住まわれている方は、特に、その人の状態にあった防災グッズを備えておいた方がいいと思います。停電でも介助する人が懐中電灯で照らすのではなく、床に置いたまま足元を明るく照らしてくれるライト(100均で購入可能)は、介助するの手が空くのでしっかり高齢者の体を支えてあげられます。

介護食が必要な人は、レトルトや冷凍のものを用意しておく(冷凍でもレンジが使えなければお鍋で湯煎するとおいしく食べられますよ)。オムツが必要ない人もワンセットは常備しておく、普段飲んでいる薬はすべてなくなる前に必ずもらいに行くなど、普段からの備えで災害時に焦ることなく過ごすことができると思います。

もっと言うと、実は両親にオムツを履かせたのはこの地震の時が最初でした。当然オムツを履くことに抵抗があり、最初は嫌がりました。この経験から、オムツもレトルト介護食も「もしもの時のために」普通の暮らしをしている今、一度試してもらうことをおすすめします。一度経験していると介助する側もされる側も安心もできますしね。もちろんラジオや懐中電灯、食料や水も備えておくことが必要ですよ。

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北海道住みで大地震経験者の主婦レイラです。2018年の北海道胆振東部地震も経験…続きはコチラ

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