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【超大型台風上陸】避難勧告発令を知らずに帰宅すると…

記録が残る中では初めて「超大型」で静岡県に上陸した2017年の台風21号。当時、大阪に住んでいた10代のアイさんは、アルバイト中、自宅地域に避難勧告が出ていることを知らずに帰宅。テレビで大変な事態が起きていると知り、慌てて準備をし避難所へ駆け込んだといいます。その時の状況や避難生活の様子をお話しくださいました。

2017年10月22日〜23日、超大型台風が日本列島を襲いました。私はその日はアルバイトを終えて、大阪東部の自宅へと帰りました。夜の22時過ぎだったと思うのですが、駅を降りると聞き慣れないサイレンのような音がして、いつもとは違う異様な雰囲気だったのを覚えています。

すると、「避難して下さい」というようなアナウンスが聞こえてきました。地方から大阪へ引っ越してきたばかりの私にとってはこんなことは初めてで、怖くなりすぐ家に帰ってからTVを付けました。

自分の住んでいる地域に避難勧告が出ていることにその時初めて気が付き、家にいては危険なのではないかと考え始めました。山が近くにある地域ですので、土砂崩れが起きたら一発で家ごと流されてしまいます。焦りながら、リュックの中にティッシュとか、台所にあったピーナッツとかを詰めて、避難所になっている家からすぐ近くの小学校へ、大雨の中傘をさして徒歩で向かいました。

小学校には既に数名の避難者が集まっていて、先生方が丁寧に誘導案内をしてくれました。毛布と500mlペットボトル水がそれぞれに配布され、私は待機場所の理科室の中でしばらくの間ボーっとしていました。この状況はいつまで続くのだろうという不安から、手当たり次第に地元の友人や親にメッセージを送っていました。理科室の前側のTVでは、各地の台風の被害情報が常に報道されていました。学校の奥の体育館も解放されていたようですが、あまりたくさん人が集まっているような気配はありませんでした。

お手洗いに関しては、学校のトイレが使用できたので全く問題はありませんでしたが、顔を洗ったりするのにはちょっと不便でした。学校の廊下は節電のためか真っ暗で、朝方トイレに起きた時はちょっと怖かったです。

待機場所の理科室には、小さな3歳くらいの女の子と両親、おばあちゃんがいたのですが、女の子はずっとグズグズして泣いていましたし、ご年配の方はこんな狭い理科室で一夜を明かすのは大変だろうなと思いました。結局、翌日には台風上陸がまるで嘘のようにカラッと天気が晴れたのですが、一晩理科室の床で寝たので、首やら腰やら痛くなってひどかったです。毛布があっても、さすがに固い床の上だと身体が痛くなってしまいますね。

今回、たった1日ですが学校で避難生活を体験したことによって、災害で被災された方がどれだけ大変かというのを実感させられました。私は期間が短い上に電気や水も使用できたのでまだ恵まれていたと思いますが、仮に停電や断水状態となっていたらと考えると、本当に恐ろしいです。

その時の経験は、「ちょっと不便な1日だった」程度でしたが、2018年9月に実家のある北海道で地震が起きた時に、防災意識が変わりました。家族や親しい友知人が実際に被災したことにより、どれだけ不便だったかという話や、「こんな物があった方が良い」という話を聞いて、私もすぐに懐中電灯とラジオを購入しました。1人暮らしの友人が、携帯電話が使えず孤立状態で、外は真っ暗で不安と寂しさで頭がおかしくなりそうだったと話していましたので、ラジオなどの情報を得るツールは必須だなと思いました。

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