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【2019年2月】静岡安倍川で再び瀬切れ!大井川水系ダムは水不足が悪化!

2019年1月13日、静岡県では降水量の少なさと異常なほどの乾燥から、一級河川の安倍川下流で水が干上がり、川の流れが途切れてしまう『瀬切れ』という現象が発生し大きなニュースになりました。

2月に入り雨が降って瀬切れが解消!「これで夏の水不足へ影響はなくなった」と、ひと安心していたのですが…。

その後の安倍川の状況はどうなっているのでしょうか。

2019年2月15日現在の静岡県『安倍川』『大井川水系』『天竜川水系』のダムの貯水率と、取水制限による生活への影響を見ていきたいと思います。

【静岡県安倍川】なんと!再び瀬切れが発生していた!

2018年10月からの降水量の少なさから、2019年1月13日に一部の区間で川の水が干上がり『瀬切れ』という現象が発生していた静岡県の『安倍川』。

静岡河川事務所によりますと、1月23日には最大で約7キロの範囲で瀬切れが発生していたそうですが、その後2月3日と4日の雨により「瀬切れが解消」。

しかし、恵みの雨は続かず2月8日に再び瀬切れが発生!また安倍川下流の約7キロの範囲で川が干上がっているようです。

静岡河川事務所HPより

【安倍川の降水量】2019年1月は平年のわずか12%だった!

静岡河川事務所HPより

先月20日頃、【2019年1月】静岡安倍川が干上がる!水位低下で瀬切れも。水不足への影響は?という記事で、安部川上流にある戸持観測所の1月降水量をご紹介したときには、20日の時点でたったの4ミリ平年の約5%しか雨雪が降っていない、かなりヤバめの状況でした。

しかし、その後も雨には恵まれず、結局1月全体の降水量は15ミリ平年の約12%しか雨雪が降らなかったようです。

2月に入り、一旦瀬切れが解消した安倍川ですが、同じように降水量を見ていくと…。

2月14日の時点で、降水量は37ミリ1月の15ミリという数字から見ると「2倍以上も降ったんだ!」と思いますが、平年の26%しか降っていません。

実はまだまだ降り足りないんですね。

気になる市民生活への影響ですが、今の時点では水道への支障はないとのこと。しかし、このまま雨が降らず状況が改善しなけれ、給水制限が必要になることもあるようです。

2月はあと半月ありますから、なんとか平年並みくらいまでは降ってほしいところですね。

そうそう、安倍川では2月の下旬になると天然アユの遡上が始まります。この干上がった安倍川ではアユが来れない!

アユのためにも、ぜひ恵みの雨がほしいところです。

静岡大井川水系ではダム渇水が悪化!天竜川水系は取水制限開始

安倍川では瀬切れ。これだけ雨が少ないと、近辺のダム貯水率などにも影響が出ているのでは?と気になりますよね。

大井川水系ではダムが渇水し、天竜川水系では取水制限が始まっていた1月ですが、その後は状況が改善されているのでしょうか?

大井川水系でダム貯水率がさらに悪化!!

静岡河川事務所HPより

安倍川と同じように2018年10月からの降水量の少なさが影響し、大井川水系では2019年1月14日の時点で降水量はなんと平年の0%という衝撃的な数値でした(井川観測所地点・2019年1月14日時点)。

その後、少し雨が降ったようですが、結局1月の降水量は17ミリ。平年の約16%にとどまりました。

2月はというと…

2月14日の時点で、42ミリの降水があり平年の約31%となっていて、やはりこちらも雨が少なめ。安倍川と同じように、井川観測所地点でも現時点では先月の2倍以上の雨が降ったようです。

 

深刻なのは大井川水系のダム貯水率。

すでに取水制限が始まっている大井川水系ですが、長島ダム・中部電力畑薙第一ダム・井川ダムの貯水率は、1月に比べ悪化しています。

長島ダム 3ダム
貯水率
(1月14日)
約48%
平年比約74%
約39%
平年比約66%
貯水率
(2月14日)
約44%
平年比約67%
約33%
平年比約77%

大井川水利調整協議会は、2018年12月 27日午前9時から第1段階の節水対策(自主節水対策)を開始し、大井川水系の取水制限を開始しています。

取水制限と聞くと、すぐに『断水』『給水制限』というワードが浮かびますが、現在の状況は、今すぐに一般家庭への給水制限を行うものではなく、節水をお願いする段階のようです。

一般家庭で上下水道5%の節水をお願いしているのは次の地域です。

島田市、焼津市、掛川市、藤枝市、御前崎市、菊川市、牧之原市

今後も降水量が少ないと、『節水のお願い』から『給水制限』になっていく可能性もあり得るのかもしれませんね。

天竜川水系でも佐久間ダムが渇水!取水制限を開始

天竜川水系についても、やはり少雨の影響で佐久間ダムの貯水量が低下し、大井川水系よりワンランク上の第2段階の取水制限(一次節水対策)を12月25日午前9時から行なっています。一般家庭で上下水道10%の節水をお願いしているのは次の地域です。

浜松市、磐田市、袋井市、湖西市、森町

静岡の少雨はいつまで続く?気になる今後の天気

春の足音が聞こえてきた今日この頃ですが、静岡の少雨はいつまで続くのでしょうか。

このまま降水の少ない状態が続くと、夏の水不足にも影響が出かねません。生活にも影響が出る『一般家庭の取水制限』にもつながりますので、ほどほどに雨が欲しいところですよね。

今後のお天気を見ていきましょう。

気象庁の3ヶ月予報によると、2月の雨は平年並み。3月4月になると、平年並みか多い予報になっています。

「平年よりも低気圧や前線の影響を受けやすい」となっていますので、今月中に安倍川の瀬切れや大井川水系のダム貯水率の回復は難しそうですが、3月になると少し改善の兆しが見えてきそうな気配ですね。


気象庁HPより 3ヶ月予報

順調に平年並みに雨が降ってくれて、なんとか夏の水不足を回避していただきたいところです。

まとめ

静岡県の少雨による影響は、1月に引き続き想像以上に深刻な状況だということがわかりました。

今年の冬は北海道では-30℃という北極の様な寒さのニュースが出たり、関東では20℃に迫る季節外れの暖かさが報じられたり、なんだか忙しいお天気模様ですね。

春がどんどん近付く中、なんとか遡上してくるアユのためにも、程よい雨の恵みをいただきたいですが…。2月はちょっと難しそう。アユがどうなってしまうのかとても心配です。

それにしても、長期間の渇水状態が3月以降に回復できるのか、このまま降水量が少なく夏の水不足に影響してしまわないかが気になります。

冬も少雨、梅雨も雨不足、おまけに夏も猛暑となれば、完全に今年の夏は水不足となり、給水制限や断水など、私たちの生活に直結する大問題になってしまいますからね。

なんとか程よく雨が降り、これ以上ひどい水不足にならなければいいのですが。

今後も静岡県の安倍川や大井川水系の貯水率には注目していきたいと思います。

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北海道住みで大地震経験者の主婦レイラです。2018年の北海道胆振東部地震も経験…続きはコチラ

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