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【噴火】焼岳 雌阿寒岳 十勝岳 3つの火山は同年に噴火していた!

ここ数日、火山活動が活発になってきている北海道の雌阿寒岳(めあかんだけ)、十勝岳、長野県と岐阜県にまたがる焼岳(やけだけ)。この3つの活火山、実は過去同じ年に3つとも噴火したことが一度だけあるんです。しかも、その頃には日本で被害級の地震が多発!

もし、雌阿寒岳・十勝岳・焼岳の3つの山が噴火してしまったら…噴火をきっかけに大地震が起きてしまう?南海トラフへの前兆?考えるだけで不安になってしまいますが、きっと日本中の方々が気になっていることでしょう。

今回は、過去3つの山が噴火した年や、その前後の地震活動を詳しく調査し、南海トラフや今後につながる大地震への可能性を考えていきたいと思います。

1962年、3つの山は噴火した!

1962年(昭和37年)、雌阿寒岳、十勝岳、焼岳の3つの活火山が噴火しました。

雌阿寒岳は数年前からわりと活動が活発だったのですが、前年の1961年は噴火の記録はありませんでした。十勝岳も『大正噴火』と呼ばれ、雪解け泥流による多くの犠牲者を出した1926年(大正15年)5月から1928年(昭和3年)までの噴火活動が終わり静寂な状態。焼岳も1924年(大正13年)から1926年(大正15年)の小噴火を最後に穏やかな状態が続いていました。

しかし…

1962年(昭和37年)山々が目覚める…

▲4月28日 雌阿寒岳 ごく小規模な噴火

雌阿寒岳噴火から約2ヶ月後↓

◆6月17日21時55分 焼岳 噴火 ~1963年6月29
焼岳小屋が大破し負傷者発生
火山灰が60kmはなれた上田や小諸にも降灰
翌日18日・19日に噴火口から泥流発生
焼岳噴火から5日後↓
6月22日、7月12日には降雨による泥流が発生
その後も小噴火あり
1963年6月29日の小噴火を最後にこの噴火活動が終了

焼岳最初の噴火から12日後↓

★6月29日、6月30日 十勝岳 爆発的噴火
1962年6月29日
22時40分ころ 水蒸気爆発が発生
翌日30日2時45分 大規模噴火が発生
噴煙は高度12,000m、東の広い範囲に降灰し、千島列島中部でも降灰が観測

距離も活動の様子にも差があった3つの山々が、一気に目覚めました。しかも、雌阿寒岳の小噴火から2ヶ月後に、北海道から遠く離れた焼岳が噴火。さらに、そのわずか12日後には十勝岳が爆発的噴火を起こします。これは何かの偶然なのでしょうか。それとも、どこかの地震がきっかけになったのでしょうか。

やはり「噴火につながる地震があったのか」が気になりますので、噴火前の5年間に起きた被害級地震を調べてみたいと思います。

雌阿寒岳・十勝岳・焼岳噴火前5年間に起きた地震は?

1957年(昭和32年)

▲5月と9月に雌阿寒岳 小規模噴火
5月29日 ごく小規模な噴火
8月31日~9月5日 ごく小規模な噴火

1957年は大地震の記録なし

雌阿寒岳の最後の噴火から約5ヶ月後↓

1958年(昭和33年)

▲2月23日 雌阿寒岳 小規模噴火

雌阿寒岳の噴火から約半月後↓

3月11日
石垣島近海で地震 M7.2
最大震度5 沖縄県宮古島・石垣島・西表島
死者2人

11月7日
択捉島沖地震 M8.1
最大震度5 北海道釧路市
太平洋岸各地に津波。

択捉島沖地震から約半年後、雌阿寒岳噴火↓

1959年(昭和34年)

雌阿寒岳付近で内陸の群発地震が発生
1月22日16時33分 弟子屈・標茶・阿寒の境界付近 M5.6、深さ15km
最大震度3 釧路市
9日後↓
1月31日5時38分 同地域付近 M6.3、深さ0km(本震)
2時間後↓
1月31日7時17分 同地域付近 M6.1
弟子屈町奥春別付近を中心に地割れなどの被害あり

約2ヶ月後↓

▲5月~10月 雌阿寒岳 活発な噴火活動
5月15~21日 ごく小規模な噴火
7月28日 ごく小規模な噴火
8月2日 小規模噴火
8月6日 小規模噴火
8月12~13日 ごく小規模な噴火
8月15日 小規模噴火
10月3日 小規模噴火。

1959年に大地震の記録なし

雌阿寒岳の最後の噴火から約5ヶ月後↓

1960年(昭和35年)

3月21日
三陸沖で地震 M7.2
最大震度4 青森県青森市・八戸市・むつ市、岩手県宮古市・盛岡市・雫石町・水沢市

5月23日
チリ地震津波
南米チリ・バルディビア沖で発生した巨大地震に伴う津波。
日本国内での死者142人

▲9月7~9日 雌阿寒岳 ごく小規模な噴火

雌阿寒岳の噴火から約半年後↓

1961年(昭和36年)

2月2日
長岡地震 M5.2
最大震度4 新潟県長岡市
死者5人

2月27日
日向灘で地震 M7.0
最大震度5 宮崎県宮崎市・日南市・都城市
死者2人

8月12日
釧路沖で地震 M7.2
最大震度4 北海道道東、浦河町

8月19日
北美濃地震 M7.0(石川県加賀地域)
最大震度4 中部地方から近畿地方にかけて
死者8人

1962年(昭和37年)

4月23日
広尾沖地震 M7.1
最大震度5 北海道帯広市・広尾町

5日後↓

▲4月28日 雌阿寒岳 ごく小規模な噴火

2日後↓

4月30日
宮城県北部地震 M6.5
最大震度4 岩手県、宮城県、山形県、福島県
死者3人

約1ヶ月半後↓

◆6月17日21時55分 焼岳 噴火 ~1963年6月29
焼岳最初の噴火から12日後↓

★6月29日、6月30日 十勝岳 爆発的噴火
1962年6月29日
22時40分ころ 水蒸気爆発が発生
翌日30日2時45分 大規模噴火が発生

雌阿寒岳・十勝岳は北海道近海の地震が噴火の引き金か?

上記の年表で緑色の字で書いているものが、北海道の近海や内陸、北方領土で起きた地震です。この年表を見ると、雌阿寒岳や十勝岳の噴火の引き金は、やはり北方領土を含む北海道近海やお山近くでの群発地震かと思ってしまいます。

・1958年11月択捉島沖→2ヶ月後に雌阿寒岳付近の内陸群発地震→約2ヶ月後に雌阿寒岳の小噴火
・1961年8月釧路沖→8ヶ月後に北海道広尾沖地震→5日後に雌阿寒岳の噴火・2ヶ月後に十勝岳爆発噴火

焼岳の噴火については…噴火前年に起きた新潟県の長岡地震、石川県加賀地域で発生した北美濃地震、噴火1ヶ月前の宮城北部地震、この3つはいずれも焼岳からは少し距離があります。ただ、内陸で起きた地震だったため互いに影響を与えていたのかもしれませんが…。

3つの噴火が『南海トラフ地震の前兆』である可能性は?

1605年の慶長地震、1707年宝永地震、1854年安政東海地震・安政南海地震、1944年南海地震・1446年南海地震。最後の南海トラフ地震からすでに160年以上が経過し、大地震の度に「南海トラフの前兆か?」と多くの日本人が心配してしまうのですが。

このサイトでも度々お話させていただいている能力者で地震体感者のミシェルさん。ミシェルさんが危惧する、南海トラフのトリガーとなる地震が『日向灘地震』なのですが。ミシェルさんによると「2019年までに日向灘地震が発生してしまうのではないか」とのこと。

その日向灘地震。もしかすると…もしかすると…?

たまたまの偶然なのかもしれませんが、今回北海道で活発化している十勝岳・雌阿寒岳が日向灘地震のトリガーであるほんの可能性がありましたので、念のため、書いておこうと思います。

日向灘地震がトリガーになったかもしれない南海トラフ

慶長大地震(1605年)

1596年9月4日 慶長豊後地震(大分地震) M 7.0〜7.8
約8年半後↓
1605年2月3日  慶長地震 M 7.9〜8

東南海地震・南海地震(1944年・1946年)

1941年11月19日 日向灘でM7.2の地震
約3年後↓
1944年12月7日 東南海地震(南海トラフの東側半分)M7.9
約2年後↓
1946年12月21日 南海地震(南海トラフの西側)M8.0

歴史上、南海トラフ地震の前に起きた被害級の日向灘地震は、慶長大地震の『慶長豊後地震(大分地震、別府湾地震)』と、前回の南海トラフ『東南海地震・南海地震』の2つです。ほかの南海トラフでも、もしかすると被害の出ていない、これより小さな規模の日向灘地震が起きていたのかもしれませんが、詳しくは調べられませんでした。

噴火が日向灘地震のトリガーである可能性は低いが…

先ほどの地震・噴火年表にもあるように、雌阿寒岳・十勝岳・焼岳の噴火があった年の前年に『日向灘地震』が発生していました。

1960年9月 雌阿寒岳の小規模噴火
1961年2月 日向灘で地震 M7.0
1962年4月 雌阿寒岳 ごく小規模な噴火
1962年6月 焼岳 噴火
1962年6月 十勝岳 爆発的噴火

おそらく、これはトリガーというより偶然?しかし、それ以前にも偶然ながら『日向灘』で起きた大地震と近い日付で、雌阿寒岳と十勝岳が噴火したことがあったようです。

1987年3月 日向灘で地震 M6.6
1988年1月~ 雌阿寒岳 小規模な噴火
1988年12月 十勝岳噴火

雌阿寒岳・十勝岳・焼岳と日向灘地震との明確な関係性はわかりませんでしたが、ミシェルさんがおっしゃるように日向灘地震が南海トラフ地震のトリガーとなるのであれば、これらの火山活動には今後も目を光らせたいところです。

長野群発地震・焼岳の噴火と日向灘地震・南海トラフ地震についての詳しい記事を書きました

長野群発地震が南海トラフの前兆である驚きの可能性とは?

まとめ

今回は、噴火活動が活発化してきた北海道の雌阿寒岳、十勝岳、長野県・岐阜県の焼岳が同じ年に噴火した1962年と、南海トラフ地震のトリガーになるかもしれない日向灘の地震にスポットを当てて調べてみました。

3つの火山は今すぐ大爆発してしまうような活動では今のところないようなので、そのあたりはホッとしているのですが。地震の年表を見ていても、雌阿寒岳・十勝岳・焼山が噴火した1962年あたりは、犠牲者が出てしまったり、家屋の倒壊・山崩れなど、かなり被害級の地震が多発していることに気が付きます。噴火活動だけではなく、地震活動もかなり活発だったことがわかりますよね。

今回、雌阿寒岳の過去の噴火について調べてみると、雌阿寒岳の噴火などがトリガーになるだろう大地震を見つけてしまいました。そして、日向灘においても、トリガーなのか、ただ関係があるだけなのか、そのような気配のする震源地がありそうだということに気が付きました。

それについては、また改めて…。

何事も無いことが一番なのでしょうが、もう、多くの日本にお住まいの方が「何かが始まってしまった」と思っていらっしゃるかもしれませんね。まずは『もしも』に備えましょう。噴火だけではありません、地震も、水害も。『もしも』の時は、いつ訪れるかわかりませんから…

↓雌阿寒岳・十勝岳の噴火とその前後に起きた被害地震の年表をまとめました。ご興味のある方は見てみてください!

北海道の雌阿寒岳・十勝岳の噴火活動と被害地震年表【1952年~2009年】

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